ウツヨキ (Utsjoki)
フィンランドの市のなかで、サーミ語話者の割合が46.6%と最も高く 、フィンランド語と北部サーミ語の二言語が公用語となっている.
北極海にそそぐテノ川(ノルウェー名:タナ川)がノルウェー国境である. テノ川にはサケが多いため、釣り場として人気がある. フィンランドおよび欧州連合で最北の村であるヌオルガムには、世界最北の陸上国境が通る.
ウツヨキは、フィンランド最長の高速道路である高速4号線 (en:Finnish national road 4) の北端である. 欧州自動車道路のE75号線は、を越えてノルウェーまで伸びる.
市内には面積712平方キロメートルのケヴォ自然保護区がある. 同保護区内には、ケヴォ峡谷の断崖を通過する全長63キロメートルの遊歩道がある.
地図 - ウツヨキ (Utsjoki)
地図
国 - フィンランド
フィンランドの国旗 |
国体の変化が激しい歴史を持つ国家であり、王制から共和制へ変換された国々の一国として知られている. ロシア帝国が第二次ロシア・スウェーデン戦争後にフィンランドを併合してフィンランド大公国にした1809年まで、スウェーデン王国に属していた. 後に、ロシア帝国がロシア革命で崩壊したことで1917年に独立を果たした. 独立後、フィンランドでは4つの戦争が行われた. 1918年のフィンランド内戦、ロシア革命で成立したソビエト連邦との冬戦争(1939年~1940年)、第二次世界大戦(独ソ戦)に伴うソ連との継続戦争(1941年~1944年)とソ連との講和後のナチス・ドイツとのラップランド戦争(1944年~1945年)である. それぞれの戦争において、共和国の軍隊は、軍の最高司令官であるマンネルへイム元帥によって率いられた. 冬戦争と継続戦争により幾らかの土地をソ連に奪われるも、ソ連に併合されたバルト三国と異なり独立を維持した.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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EUR | ユーロ (Euro) | € | 2 |